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第4章 実験結果
4.3 加速度波形、変位波形、速度波形 パターン2(ボルト曲げ抵抗+鉛座金)

4.3.10 パターン2(鉛座金2枚)実験後アンカーボルト周辺状況

実験パターン2−2で得られた、各衝突速度の台車入力加速度(ch1)、鉄骨応答加速度(ch2)、制動距離(鉄骨変位ch4)を図20に示す。

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各実験とも鉛座金が支圧破壊され衝撃が吸収されているが、重錘高さが95mm(衝突速度50kine)以降は鉛座金の支圧破壊だけでは衝撃を吸収しきれず、アンカーボルトがベースプレートの穴の縁に衝突し大きく変形している。そのため、重錘高さが95mm(衝突速度50kine)以降は鉄骨の応答加速度も大きくなっている。しかし、鉛座金が二枚に増えた分、アンカーボルトがベースプレートの穴の縁に衝突しても、鉄骨にパターン2−1程大きな応答加速度は生じていない。パターン2−2では衝撃力は約1/4に減少している(衝突速度96kine)。 次頁に計測波形を示す。

4.3.6 重錘高さ    17mm   衝突速度27kine     積載荷重500kg
鉛座金(81mm) 2枚   実験番号F25-0419
4.3.7 重錘高さ    35mm   衝突速度32kine     積載荷重500kg
鉛座金(1mm) 2枚   実験番号F28-0419
4.3.8 重錘高さ    95mm   衝突速度50kine     積載荷重500kg
鉛座金(1mm) 2枚   実験番号F31-0419
4.3.9 重錘高さ    380mm   衝突速度96kine    積載荷重500kg
鉛座金(1mm) 2枚   実験番号F34-0419

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4.3.11 パターン2-3、重錘高さ:17mm、鉛座金(1mm):3枚、実験番号:G25-0421

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4.3.12 パターン2-3、重錘高さ:35mm、鉛座金(1mm):3枚、実験番号:G28-0419

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4.3.13 パターン2-3、重錘高さ:95mm、鉛座金(1mm):3枚、実験番号:G31-0421

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